トヨタ新型「“ハリアー”級SUV」が旧型から「70万円ダウン」!

シリーズ最安モデルに改めて注目!

2026年2月25日、トヨタの電動SUVラインナップに新たな1台「bZ4X ツーリング」が加わりました。

アウトドア志向をより強めたモデルの登場によって、bZ4Xシリーズは一層選択肢を広げることになります。

 これにより、現在のシリーズ展開は従来型の「bZ4X」と新たに加わったbZ4X ツーリングの2車種体制となりました。

 そうしたなかで、あらためて注目したいのが、シリーズの中で最も手に取りやすい価格に設定されたエントリーモデルの存在です。

 同シリーズの核となるbZ4Xは、トヨタが本格的に展開する電気自動車戦略の中核を担うSUVです。

 2022年5月に初登場し、当初はリース専用車として導入されましたが、2023年10月からは一般販売も開始されました。その後も改良が重ねられ、商品力を着実に高めています。

 大きな転機となったのが、2025年10月9日に実施された一部改良です。この改良では、バッテリーやパワートレインを中心に刷新が図られました。

 従来は1種類のみだったバッテリー容量は、グレード別に57.7kWhと74.7kWhの2タイプへと拡充されています。

 その結果、一充電あたりの走行距離(WLTCモード)は最大746kmに達し、改良前の567kmから大幅に向上しました。

 充電性能も進化しています。150kWの急速充電器を使用した場合、バッテリー残量10%から80%までの充電時間は最短約28分に短縮されました。

 さらに、寒冷時でも効率的な充電を可能にする「バッテリープレコンディショニング」機能が追加され、年間を通じて安定した性能を発揮します。

 走りの面でも改良の成果は明確です。モーター・インバーター・トランスアクスルを一体化した「eAxle」をコンパクトに再設計することで出力を向上させ、0-100km/h加速は最速5.1秒を実現しました。

 電動SUVとしてだけでなく、ドライビングの楽しさにも配慮した仕上がりとなっています。

 そんなbZ4Xのなかで、もっとも購入しやすい価格に設定されているのが「G(FWD)」グレードです。

 bz4xシリーズ全体を見渡しても、このG(FWD)が最も安価なエントリーモデルに位置付けられており、価格面でのハードルを最も低く抑えた1台となっています。

 ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mmと同社の人気ミドルSUV「ハリアー」(全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、ホイールベース2690mm)に近いサイズ感で、扱いやすさと室内空間の広さを両立しています。

 フロントマスクにはトヨタ最新の「ハンマーヘッドフェイス」が採用され、先進的で引き締まった印象を与えます。

 足元は全グレード共通で18インチタイヤを装着し、基本的なスタンスは上位モデルと変わりません。

 リアスポイラーの形状など細部に違いはあるものの、外観上の質感は十分に保たれています。ボディカラーはツートーン仕様を含む全5色が設定され、好みに応じた選択が可能です。

 室内は水平基調のインストルメントパネルが特徴で、すっきりとした印象です。シートにはファブリックと合成皮革を組み合わせ、実用性と質感を両立しています。

 14インチのディスプレイオーディオを標準装備し、センターコンソールも新デザインへ刷新されました。

 スマートフォン2台を同時に充電できる「おくだけ充電」機能も備わり、日常使いに配慮されています。

 快適装備としては、運転席8ウェイパワーシートや前席シートヒーターを標準装備しています。

 安全面では「トヨタセーフティセンス」を全車に採用し、「トヨタ チームメイト(アドバンスト パーク)」も標準で備わります。エントリーモデルでありながら、安全性と利便性に抜かりはありません。

 パワートレインは最高出力169PS、最大トルク268Nmを発揮する電気モーターを搭載し、駆動方式は前輪駆動(FWD)です。

 バッテリー容量は57.7kWhで、WLTCモードによる航続距離は544kmと実用十分な数値を確保しています。バッテリー保証は10年または20万kmとされ、長期保有にも安心感があります。

 価格(消費税込み、以下同)は480万円です。改良前の最安モデルが550万円であったことを踏まえると、より現実的な価格帯に引き下げられたといえるでしょう。CEV補助金の対象であり、全グレードで90万円が交付される点も魅力です。

 一方で、bZ4Xシリーズの最上級モデルに位置付けられる「bZ4Xツーリング Z(4WD)」の価格は640万円で、シリーズ最安のbZ4X G(FWD)との価格差は160万円に達します。

 ボディサイズや装備、駆動方式の違いはあるものの、この160万円という差額をどう評価するかが選択の分かれ目となるでしょう。

 コストパフォーマンスを重視するのであれば、480万円で高い基本性能と充実装備を備えるbZ4X G(FWD)は、依然として魅力的な選択肢といえます。

洗練と力強さを兼ね備えた都会派SUVへ進化――レクサスLBXが一部改良&モデリスタ仕様で新登場!
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